約40万人が集まったソウルのBTSイベント、終了後の”ごみ拾い”に称賛の声「世界の人たちの手本」

Record Korea    2023年6月20日(火) 12時0分

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18日、韓国・中央日報は「BTSのデビュー10周年記念イベントがソウル市内で行われ、約40万人が集まったが事故や大きな混乱もなく終わり、ファンがごみ拾いをする姿が好評だった」と伝えた。

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2023年6月18日、韓国・中央日報は「BTS防弾少年団)のデビュー10周年記念イベントがソウル市内で行われ約40万人が集まった」とし、「事故や大きな混乱もなく終わり、ファンがごみ拾いをする姿が好評だった」と伝えた。

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記事によると、ソウル・汝矣島(ヨイド)の漢江(ハンガン)公園一帯で17日、「BTS10周年フェスタ」が行われた。警察・主催側の推計によると、外国人12万人を含む約40万人が参加したという。警察・市・主催が安全管理に約2000人を動員し、当日午後2時からは交通規制、違法駐車の取り締まりなども行った。午後6~10時には地下鉄と汝矣島付近を運行するバスも増便されたという。


イベント当日、帽子や傘などを販売する違法な露天商と管理当局のもみあいも見られた。日中の気温が30度を超える突然の猛暑に、午前中から並んでいた10代のファンと40代の日本から参加したファンが倒れた他、約140人が擦過傷や頭痛などで現場の医療センターを訪れたが、病院への搬送はなかったという。

午後8時30分からは30分間花火大会が行われ、この前後が人出のピークとなった。花火の打ち上げが終わると帰宅者が殺到し、配備されていた警察官や警備員が案内に奔走。地下鉄駅の利用を汝矣ナル駅、汝矣島駅、国会議事堂駅に分散するよう呼び掛ける姿も見られた。


全てのプログラム終了後、ファンと市民は自分たちのいた場所を片付け、イベントのために設置されたごみ箱にごみを集めるなどし、会場となった公園はおおむねきれいな状態だったという。SNS上には「ソウルに15年住んでいるが、汝矣島の花火大会終了後、こんなにきれいな状態なのは初めてだ」「ARMY(BTSのファン)はBTSの顔だと思ってごみを拾った。他のARMYたちも拾ってくれた」などの声が多く上がっていたという。記事は「成熟したファン文化」だと称賛している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国の誇り」「これこそが本当の大韓民国だ」「善の影響力だね」「さすがトップスターのファンだな」「ARMY、カッコいい」「世界的なアーティストと成熟した市民意識が国の品格を高めてくれる」「これだけの大イベントで、ごみが放置されていないのは、世界中の人たちの手本となる」「アイドルに興味はないが、BTSはいろいろ肯定的な影響を与えているね。それも国内だけでなく海外にまで」「いつもこうして秩序、公衆道徳を守れるといいね。気分のいい時だけ守るんじゃなくて」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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