Record China 2023年6月20日(火) 11時0分
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19日、界面新聞は、中国本土客への差別的発言が問題になった香港のキャセイパシフィック航空が、中国語共通語(普通話)サービスを拡充する姿勢を示したと報じた。写真はキャセイ航空。
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2023年6月19日、中国メディアの界面新聞は、中国本土客への差別的発言が問題になった香港のキャセイパシフィック航空が、中国語共通語(普通話)サービスを拡充する姿勢を示したと報じた。
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記事は、同航空の客室乗務員が先月、中国本土の乗客に対して英語が上手に話せないことを差別するような発言をしたとの情報が中国のSNS上で拡散したことを紹介。同航空は5月22日に謝罪声明を出し、翌23日には当事者の乗務員3人を解雇したことを明らかにしたほか、24日には同社の林紹波(ロナルド・ラム)CEOが広東省広州市でのイベントに出席した際に「普通話」で改めて謝罪したと伝えた。
そして、香港のラジオ局が今月19日に報じた内容として、林CEOが「普通話を使う利用客が日々増加している状況を鑑み、キャビンクルーによる普通話サービス範囲を拡大しなければならない」とする従業員向けの社内文書を発信したと紹介。今後中国本土を発着する便について優先的に普通話ができる乗務員を増やし、徐々に他の便についても増やしていく計画が示され、7月には中国本土で乗務員を募集する予定であることも明らかになったとした。
さらに、客室乗務員の名札に対応可能な言語を明示するとともに、普通話を含むアジア地域の言語を2種類以上話せる乗務員に対しては新たに毎月手当を支給する方針を林CEOが明らかにしたと伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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