東北エリアの10人に4人は平日の空き時間にネットショッピング―中国

人民網日本語版    2023年6月20日(火) 14時30分

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中国では消費財やサービス購入において、健康食品・用品・ヘルスケア関連の消費支出がここ約10年、ほぼ上昇の一途をたどっている。

今年に入り、中国の国内消費は加速しながら回復し、好調となっている。では、どんな商品が人気を集め、どんな市場に商機が潜んでいるのだろうか?1年の半分が過ぎようとしている今、「中国の素晴らしい生活大調査」を通して、消費の新たな動向をチェックしてみよう。

ネットショッピングが大好きなのは東北エリアの人々

「中国の素晴らしい生活大調査」によると、中国人の4割が平日の空き時間にネットショッピングをすることを好んでおり、その割合はここ4年、上昇の一途をたどっている。 7大エリアにおいて、特にネットショッピングが好きなのは東北エリアの人々だった。10人に4人が空き時間にそれを利用しており、その割合は2位の華中エリアよりも約4ポイントも高くなっている。東北エリアの人々のネットショッピング好きは急に始まったことではなく、7大エリアで4年連続トップの座を守り続けている。

東北エリアの人々の性格は「おおざっぱ」と見られがちだが、実際には高品質の商品を好んで購入している。大調査では、過去1年、東北の人々の約半数が商品の品質に注目し、41.06%が「自分を喜ばせるために喜んでお金を使う」と答え、その割合は他の地域を大きく上回っていた。東北エリアの消費動向追随状況を見ると、高い品質を求め、自分を喜ばせるために買い物をするという特徴が際立っている。

省都や自治区の首府、直轄市および計画的独立財政市において、商品の品質に注目している都市トップ5は、武漢ハルビン、長春、済南、青島となっていた。

「自分を喜ばせるために喜んでお金を使う」人の多い都市トップ5は、ハルビン、貴陽、深セン、青島、天津となっていた。

消費のトレンドリーダーである今の若者は、ファッショナブルで自分の趣味や個性のためにお金を使い、自分の価値観を非常に大切にしているものの、「品質の悪い物をたくさん買うより、良いものを1つ買った方がいい」といった理性的な見方も保ち、実用性を求めている。

全国民「健康志向」時代が到来

「中国の素晴らしい生活大調査」の統計によると、消費財やサービス購入において、健康食品・用品・ヘルスケア関連の消費支出がここ約10年、ほぼ上昇の一途をたどっている。

今年、健康食品・用品・ヘルスケアに対する消費意欲は、非常に強まっており、消費意欲ランキングで何年もトップの座をキープしてきた「旅行」を抑えて、トップに立っている。ここ3年、健康食品・用品・ヘルスケアの消費意欲は、30%以上を安定してキープしている。

今年、健康食品・用品・ヘルスケアのニーズが最も高まっている都市はどこなのだろうか?省都や自治区の首府、直轄市および計画的独立財政市を見ると、トップ5はウルムチ、天津、銀川、長沙、深センとなっていた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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