香港証取で「香港ドル-人民元デュアルカウンターモデル」が始動

CRI online    2023年6月20日(火) 9時20分

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香港証券取引所では19日、香港ドルと人民元の2種類の通貨建てでの証券取引制度である「香港ドル-人民元デュアルカウンターモデル」が始まりました。写真は香港。

香港証券取引所では19日、香港ドルと人民元の2種類の通貨建てでの証券取引制度である「香港ドル-人民元デュアルカウンターモデル」が始まりました。現在は主にオフショア人民元を保有する投資家を対象にしていますが、将来に向けて本土の投資家も人民元建てで香港株に直接投資できる「滬港通」(上海・香港ストックコネクト)と「深港通」(深セン・香港ストックコネクト)の対象である香港銘柄に投資できる「港股通」制度の導入が視野にあります。

「香港ドル-人民元デュアルカウンターモデル」の導入が発表されてから本格的なスタートまで、半年以上が経過しました。香港株上場企業や証券会社などは、同モデルの業務への参入を積極的に申請しています。

同モデルは、1つの上場銘柄が取引所にそれぞれ2つの取引カウンターを設けるのではなく、銘柄が株価香港ドルと人民元で同時に評価され、条件に合った投資家は自分により有利な通貨建てで株を購入することができるものです。今年3月以来、多くの香港株式上場企業が相次いで人民元カウンターの増設申請を正式に提出すると明らかにしています。

香港中資証券業協会の譚岳衡名誉会長は、5月から6月にかけての1カ月余りの間に顧客、つまり投資家が2種類の通貨で自由かつ円滑に売買できるように、香港証券取引所との間で、エンドツーエンドの取引システムのテストをいくつか行ったと説明しました。(提供/CRI

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