大藤峡プロジェクト右岸4号機が稼働開始―広西チワン族自治区

人民網日本語版    2023年6月21日(水) 14時30分

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広西チワン族自治区大藤峡プロジェクト右岸4号機が順調に72時間の試験運転に合格し、正式に稼働開始した。

中国水利部によると、広西チワン族自治区大藤峡プロジェクト右岸4号機が順調に72時間の試験運転に合格し、正式に稼働開始した。これは大藤峡プロジェクトの1日当たりの生産能力が480万kWh増えたことを示している。人民網が伝えた。

同プロジェクトは珠江流域の重要なカギを握る部分で、紅水河の10カ所の水力発電所カスケード開発の最後の1段でもあり、洪水対策、水運、発電、水資源配置、灌漑などの総合的な機能を一体化している。プロジェクトは完成後、流域の洪水対策の重要な保障、国家水ネットワーク重要プロジェクト実施の重要な拠点、粤港澳大湾区(広州仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、マカオ両特別行政区によって構成される都市圏)の水安全の重要な保障、珠江黄金水道の建設の重要な中枢、地域的な電力安全の重要なサポート、地方農村振興の重要な水源になる。

同プロジェクトは中国最大の8基の軸流タービン発電機を配置し、総発電設備容量は160万kW。うち左岸の3基は2020年にすべて稼働開始し、右岸の5基のうち4基が稼働開始している。最後の1基は現在、計画に基づきメイン機械の設置・調整作業が行われており、年内に稼働開始する見込みだ。同プロジェクトの年間平均発電量は60億5500万kWhに達し、地方経済・社会の質の高い発展をサポートし、中国のカーボンニュートラル・二酸化炭素排出量ピークアウトの目標達成に積極的な貢献を行うことになる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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