台湾人旅行者の3分の1が日本へ=旅行会社「日本旅行への意欲は相当高い」―台湾メディア

Record China    2023年6月21日(水) 15時0分

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台湾メディアの民視新聞網は20日、「出国ブームが大爆発!」との記事で訪日台湾人と訪台日本人の差に言及した。写真は成田空港。

台湾メディアの民視新聞網は20日、「出国ブームが大爆発!」との記事で訪日台湾人と訪台日本人の差に言及した。

記事は、台湾交通部観光局の統計として、今年1~4月に海外に出かけた台湾人は延べ291万5000人となり、そのうち3分の1以上に当たる109万6000人が日本を訪れたと紹介。一方で、「台湾を訪れた日本人はわずか18万8000人にとどまった」とし、その差が5倍以上になったことを伝えている。

その上で、2019年の同時期には台湾を訪れた日本人は67万人だったと説明。「今年も日本人観光客はどうやらまだ戻ってきてはいないようだ」とし、「その原因の一つとして逃れられないのが円安で、19年の日本円と台湾ドルのレートは0.28(1円当たりの台湾ドル)だったが、今年6月時点では0.22にまで落ちている」と紹介した。

台湾の旅行会社ezTravel易遊網の担当者は「今年上半期の航空券の売れ行きはすでに19年を超えていて、50%ほど伸びている。日本旅行への意欲が相当高い。(台湾内の)観光列車業務では、香港人観光客が以前と比べてかなり増えているが、日本人はかつての20~30%くらいにしか戻っていない」と語った。

今年1~4月に台湾を訪れた外国人観光客は166万2000人。国・地域別では香港・マカオが21万9000人で最多で、韓国が2番目に多かったという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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