中国初の高速道路海底インターチェンジの主体構造が完成―広東省深セン市

人民網日本語版    2023年6月21日(水) 21時30分

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広東省深セン市で20日、幹線トンネル工事の最終区間における天井部分へのコンクリート注入作業が完了した。

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広東省深セン市で20日、幹線トンネル工事の最終区間における天井部分へのコンクリート注入作業が完了した。これにより、深セン・中山両市を海中トンネルで結ぶ「深中通路」の「東人工島」部分の主体構造工事が全面的に竣工した。同時に、中国で初めてとなる高速道路海底インターチェンジの主体構造が完成した。中国新聞網が伝えた。

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深セン市宝安空港の南側に位置する「深中通路東人工島」は、国内初の高速道路海底インターチェンジで、陸地部分の面積は34万3800平方メートル、海域面積は47万6300平方メートル。全長は24キロで、「橋・島・トンネル・海底インターチェンジ」の各機能を兼ね備えている。

粤港澳大湾区(広州仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、マカオ両特別行政区によって構成される都市圏)の中核エリアにある深中通路は、国家重大プロジェクトで、粤港澳大湾区のコアとなる交通ハブプロジェクトでもある。同通路は、珠江河口の東西両岸をまたぎ、深セン、広州、中山の3市を結び、「橋・島・トンネル・海底インターチェンジ」が一体化した、建設難度が世界で最も高い海底横断クラスタープロジェクトとなっている。深中通路は、2016年12月28日の着工以来、約6年半にわたり建設が進められており、これまでに様々な記録を打ち立ててきた。2024年の竣工・開通が予定されている。(提供/人民網日本語版・編集/KM)


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