「深海1号」第2期の重要な鍵を握るプロジェクトである海底長距離輸送パイプラインが22日、海南省陵水海域で完成しました。これは中国最長の深海・石油・ガス混載パイプラインです。この完成は、中国の深海長距離輸送海底パイプラインの敷設能力と超深海設備技術が重要な進展を遂げたことを意味します。

「深海1号」第2期プロジェクトの海底パイプラインは、第2期プロジェクトと陸上の石油・ガス受け入れステーションを結ぶ石油・ガス輸送の「大動脈」であり、20インチの海底パイプを採用した、全長115.5キロです。これには長さ114キロの深海大口径シームレス鋼管と長さ1.5キロの深海バイメタル複合管が含まれ、いずれも中国の深海環境で使用されるのは初めてです。

「深海1号」第2期プロジェクトは中国南部の海南省三亜市から約132キロ離れており、天然ガスの確認埋蔵量は500億立方メートルで、稼働後は「深海1号」大ガス田の年間ピーク生産量が30億立方メートルから45億立方メートルまで引き上げられ、中国のエネルギー安全保障を確保する重要なガス供給源となります。（提供/CRI）