大学受験終えた学生の間で整形ブーム、反対どころか進んで連れて行く親も―中国メディア

Record China    2023年6月25日(日) 21時0分

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23日、新京報は、統一の大学入試が終わった中国で受験生が美容整形をするケースが相次いでいるとする記事を掲載した。中国美容整形医院の広告です。

2023年6月23日、新京報は、統一の大学入試が終わった中国で受験生が美容整形をするケースが相次いでいるとする記事を掲載した。

記事は、遼寧省鉄嶺市に住む女性が今月21日、大学入試を終えた娘を美容整形医院に連れて行ったと紹介。女性が「高校に入って娘はゲームに熱中するようになった。夫と話し合って、娘が自分の外見に自信を持っていないからではないかという結論に至った。ゲームをするのではなく現実の世界で社交関係を築いてもらうには娘にもっときれいになってもらおうと考えた」と語り、娘も納得した上で鼻と下顎の整形術を受けることなったと説明したことを伝えた。

その上で、大学入試を終えた受験生が整形手術を受けるというのはもはやニュースにならないほど一般的になっているとしつつ「今の整形ブームにはある変化も起きている」と指摘。これまでは親の反対を押し切って手術を受けるケースが多かったのに対し、最近はむしろ親が進んでわが子に整形を勧めるようになったとし、「これは間違いなく学生の美容整形熱を一層高め、さらには学生の『外見不安』を一層激化させ、整形依存を生むこともなる」と危機感を示している。

記事は、華南師範大学芸術学部の学生が行った調査によると、大学生の69.7%が外見不安を抱えており、特に女子で最も高い割合を占めたと紹介。 美容整形によって自分をより良く見せることは必ずしも悪いことではないとしつつ「それが人生やキャリア、成長に与える影響を過大評価すべきではない」とし、 特に親は美容整形によってわが子に自信を持たせるのではなく、子供の自立心、責任感、自信を育てるべきだと論じた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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