ある上場企業のロゴが「ダサすぎる」とネットで脚光浴びる―中国メディア

Record China    2023年6月25日(日) 17時30分

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23日、紅星新聞は、深セン証券取引所に上場している企業のロゴが「ダサすぎる」とネットユーザーの間で注目を集めていると報じた。

2023年6月23日、紅星新聞は、深セン証券取引所に上場している企業のロゴが「ダサすぎる」とネットユーザーの間で注目を集めていると報じた。

記事は、近ごろ深セン証券取引所の上場企業である北信源のロゴがネットユーザーの注目を集めているとし、公式サイトに掲載されている同社のロゴについて「ネジと男性が交錯したようなイメージ。(腕を組んでこちらを見ている)男性の頭部が歪んで拡大されてネジの頭のような形になっており、下半身もネジのスクリュー部分に置き換えられている」と紹介した。

そして、SNS上では一部のネットユーザーから「最も醜いデザイン」「頭が少し割れたようなネジ男」との厳しい意見や揶揄(やゆ)するようなコメントが寄せられたほか、SNS上に留まらず同取引所の問い合わせプラットフォームにまで「御社は本気でいいデザインのロゴだと考えているのか」「肖像権に問題はないのか」などといった書き込みが出現したとしている。

その上で、同社が肖像権の問題について「ロゴのモデルは会長自身であり、肖像権の問題はない」と回答するとともに、「ネジは、科学研究に従事するために最も必要とされる研鑽の精神と粘り強さを表している。当社の会長はこの精神を非常に大切にしている」とロゴの意図を説明したことを紹介した。

北信源の商品

公開情報によれば、同社はネットワークと情報セキュリティの分野でソリューションプロバイダーで、ソフトウェア開発、運用および保守管理、システム統合などを手掛けているという。22年12月期決算は、売上高は5億4300万元(約108億円)、純損益は1億8800万元(約38億円)の赤字だった。自ら「ネジ男」ロゴのモデルとなった会長の林皓(リン・ハオ)氏は1966年生まれの57歳とのことである。

なお、記事によれば、3年前の20年4月にも同社のロゴに対してある投資家が「酷いので、変えた方がいい」と提案していたようだが、その際同社は「気にかけていただきありがとうございます」とだけ回答していたという。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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