グローバル・テロ対策の協力強化は急務=張軍国連大使

CRI online    2023年6月25日(日) 5時0分

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国連は現地時間22日、「グローバル・テロ対策戦略」レビュー討論会を開催しました。

国連は現地時間22日、「グローバル・テロ対策戦略」レビュー討論会を開催しました。中国国連駐在代表団の張軍大使は発言の中で、複雑で深刻なテロ対策情勢を前に、グローバル・テロ対策協力の強化は急務であると指摘しました。

張大使は、「テロに善し悪しの区別はない。テロ対策はダブルスタンダードを採用することはできないし、ましてや選択的な方法を採り、自らに危害を及ぼすテロ組織との戦いだけを重視し、他国に危害を及ぼすテロ組織には目をつぶる、あるいは他国の内政干渉の道具として美化することなどあってはならない」と強調しました。

さらに、「テロの脅威への対応は表面的なものではならず、テロを発生させる根源の除去を重視すべきだ。また、国連のテロ対策のための資源はテロに対抗する最前線の国に向けられるべきである。途上国のテロ対策能力の強化を支援するには、被援助国によって定められた優先分野に焦点を当てるべきであり、援助国が設定したアジェンダや目標を押しつけることは避けるべきだ」とけん制しました。

張大使はまた、「中国はずっと二国間および多国間ルートを通じて発展途上国、特にアフリカ諸国のテロ対策能力の強化を支援してきた」と示したうえで、すべての国と共に、人類運命共同体を構築するという理念を堅持し、テロという国際社会の共通の敵に立ち向かい、グローバル・テロ対策の協力に積極的に貢献していくとの中国の姿勢を示しました。(提供/CRI

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