中国の三大ドラマアワードの1つ、第28回白玉蘭奨で再び最優秀主演女優賞を逃したチャオ・リーイン（趙麗穎）に対し、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）では数多くの励ましのメッセージが寄せられている。

国家広播電視総局や上海人民政府が主催し、1986年に始まった白玉蘭奨が今年で28回目を迎え、今月23日に上海テレビフェスティバル（上海電視節）において授賞式が行われた。

チャオ・リーインは過去に、「花千骨～舞い散る運命、永遠の誓い～」と「明蘭～才媛の春～」で最優秀主演女優賞にノミネートされているが、いずれも受賞はならず、今回は3回目の挑戦となった。しかし、今回選ばれたのは「県委大院」から女優のウー・ユエ（呉越）で、三度目の正直は果たせない結果に。ウェイボーのトレンドランキングでは、受賞を逃したことを表現する「チャオ・リーインが3回目の伴走」が上位に登場して注目を集めた。

チャオ・リーインは今回、アイドル女優から実力派へとシフトに成功した「風吹半夏」でノミネートされ、前評判では受賞を確実視されていた。23日夜、チャオ・リーインはネットの声に反応して、「引き続き走ります」とウェイボーに短いメッセージを投稿。このメッセージにはフォロワーやユーザーから多くの激励の言葉が集まったほか、「風吹半夏」で共演した女優スン・チェン（孫千）が、「あなたが走れば私は追う」とコメントしたことも感動を呼んでいる。（Mathilda）