人民網日本語版 2023年6月26日(月) 12時30分
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インドネシアの首都ジャカルタと西ジャワ州の州都バンドンを結ぶヤワン高速鉄道は現地時間22日に総合テストが行われ、列車の運行速度が初めて時速350キロメートルに達した。
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インドネシアの首都ジャカルタと西ジャワ州の州都バンドンを結ぶヤワン高速鉄道は現地時間22日に総合テストが行われ、列車の運行速度が初めて時速350キロメートルに達した。これにより同鉄道は設計速度の標準に到達し、総合テスト段階での任務と目標を達成した。
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高速鉄道の段階的に速度を上げるテストは総合テストの基本的要求であり、新たに建設される高速鉄道において総合テスト用車両を運行し、徐々にスピードを上げていくことで、線路の設計速度の110%に達する必要がある。同鉄道の設計標準では最高速度は時速350キロメートルのため、総合テスト用車両はテストで最高時速385キロメートルまで出すことを求められる。
同鉄道の開通・運営の準備を滞りなく進めるため、今年2月末より、中国とインドネシアは緊密に協力し合い、中国は同鉄道の運転手、車両機械系技術者、運行コントロール調整員など高速鉄道の運営に関わるインドネシア国籍スタッフの専門的研修を行い、同鉄道の質の高い開通に向けて人材面と技術面でのサポートを提供している。
同鉄道はインドネシアの首都ジャカルタと有名観光地のバンドンを結び、全長は142.3キロメートル、最高運転速度は時速350キロメートル、「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブや中国・インドネシア両国の実務協力におけるシンボル的プロジェクトであり、また中国高速鉄道が初めてシステム全体、ファクター全体、産業チェーン全体にわたり海外で建設したプロジェクトであり、全路線で中国の技術と標準が採用されている。
プロジェクトが完了すると、ジャカルタからバンドンへの移動時間は現在の3時間余りから40分に短縮され、現地の交通事情が大幅に改善され、沿線の経済社会の発展を促すと期待されている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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