永久追放の中国ビリヤード選手、謝罪の一方で反論=「八百長したことない、何者かに罪を着せられた」

Record China    2023年6月26日(月) 20時0分

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25日、捜狐に、八百長スキャンダルで永久追放処分を受けた中国のビリヤード・スヌーカー選手が謝罪文を発表する一方「罪を着せられた」とも反論しているとする記事が掲載された。

2023年6月25日、中国のポータルサイト・捜狐に、八百長スキャンダルで永久追放処分を受けた中国のビリヤード・スヌーカー選手が謝罪文を発表する一方「罪を着せられた」とも反論しているとする記事が掲載された。

記事は、中国のスヌーカー選手・梁文博(リアン・ウエンボー)が昨年10月に八百長の疑いで調査を受け、調査が進むにつれて梁らを中心とした10人に及ぶ八百長、賭博の利権グループが徐々に浮上したと紹介。また、スキャンダルの中心人物である梁は調査に非協力的で、証拠の隠滅や調査の妨害までして抵抗したと伝えた。

そして、今月初め、世界ビリヤード連盟は梁ら10人の選手に対する処罰声明を正式に発表し、梁は5つのスヌーカーの試合を操作したこと、調査に非協力的だったことからプロトーナメントへの永久出場停止と罰金の処分を下し、半月後には中国ビリヤード協会も同様のペナルティーを発表したとしている。

記事によると、梁は6月25日夜にSNSアカウントを通じて謝罪声明を発表、自分が選手の規範に著しく反したことを認め、処分を受け入れる意思を示すとともに「心から謝罪する」とした。

その一方で、「自分はキューを手にして以来、偽りのプレーをしたことは一度もない」と自身が八百長の試合を行ったことは否定。一連のスキャンダルについて「イギリスで接触すべきでない人々と接触し、自制しなかったために起きた」と語るとともに、 「調査中、何者かが自分にレッテルを貼りごまかすことに成功し、制裁を軽減する機会を与えられた。そのような人物が潔白を証明され試合に復帰するのは非常に悪い兆候だ」とし、自らが別の人物によって首謀者に仕立て上げられたと訴えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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