Record China 2023年6月26日(月) 17時0分
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台湾人観光客が日本のホテルに宿泊した際、現金や高級時計などがなくなったと訴えている。
台湾人観光客が日本のホテルに宿泊した際、現金や高級時計などがなくなったと訴えている。TVBS新聞網など複数の台湾メディアが伝えた。
報道によると、被害を訴えているのは陳(チェン)さんら台湾人観光客の一行。4家族14人(大人7人、子ども7人)で6月15日から20日にかけて5泊6日の日本旅行に訪れていた。一行は大阪のホテルに宿泊していたというが、陳さん夫婦が4日目(18日)の朝に起床したところ、現金(約10万円と6700台湾ドル)がなくなっていることを発見。別室の友人らに連絡すると、友人らも被害に遭っていることに気付いたという。
陳さんによると、17日夜は外で夕食を済ませ、ドラッグストアなどで買い物をしてからホテルの部屋に戻った。そして、現金を整理して一部をテーブルの上に置いた状態で就寝したところ、翌朝には現金がすべてなくなっていたという。また、同じ階の友人の部屋では現金に加えロレックスの腕時計もなくなっていた。2部屋の被害総額は70万台湾ドル(約320万円)に上るという。
陳さんはTVBSの取材に「私たちが寝ている時に持って行かれた。寝る前はあったのだから。とても怖い」とし、「ホテル側は同行者の中の誰かが盗んだのではないかと言っていたが、私たちはホテルスタッフを疑っている」と語った。陳さんらはホテル側に防犯カメラを確認してほしいと要求したが、ホテル側は「エレベーターや廊下には防犯カメラは設置していない」と回答したという。
陳さんは、「就寝時にU字のドアガードをしていなかったのはうかつだった」と反省する一方、ルームキーはカードタイプではなく普通の金属の鍵だったとし、自分たちが狙われたのではないかとの見方を示している。なお、陳さんらは19日に大阪府南警察署に被害を届け出たという。(翻訳・編集/北田)
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