中国の李強総理は27日午前、天津で2023年夏季ダボス会議の開幕式に出席し、あいさつを述べました。

李強総理は、「この数年、新型コロナウイルス感染症と百年未曾有の大変局が絡み合い、われわれの住む世界は劇的に変化した。有形無形の障壁を経験したわれわれは、コミュニケーションと交流をより大切にしなければならない。異なる国、民族、文明との間で相互の理解を深め、対話をさらに強化し、相違点を埋め、コンセンサスを高めるべきである。習近平国家主席の唱える人類運命共同体構築という理念の下、われわれは協力してグローバルな発展のイニシアチブ、グローバルな安全保障のイニシアチブ、グローバルな文明のイニシアチブを実行し、より良い世界の構築に努めていく」と指摘しました。

李総理はさらに「過去10年間、中国は世界の安定した経済成長を支える重要な力となってきた。長い目で見れば、中国は世界経済の回復と成長に強力な推進力を提供し続けるだろう。世界中の企業家と共に、経済のグローバル化をしっかりと支え、市場経済を堅持し、自由貿易を支援し、世界経済をより包括的で弾力的かつ持続可能な未来へと導いていきたい」と述べました。（提供/CRI）