中国南西部、四川省汶川県の綿虒鎮板子溝と威州鎮新橋溝の2カ所で27日未明、短時間大雨の影響で土石流が発生し、被災した900人余りが避難しています。調査の結果、7人が行方不明になっていることが分かり、全力で捜索活動が行われています。

土石流の発生を受け、汶川県政府は応急対応を開始し、綿虒鎮向前村に前線指揮所を設置しました。応急、交通、水道、自然資源などの部門が直ちに救助、救援、道路修復、被災者避難、災害査定などの作業を始めました。公安、消防、森林警察、電力などの部門の409人が、行方不明者の捜索・救助に当たっています。現時点で、汶川県内の高速道路、国道213号線、同317号線は滞りなく通じていて、秩序も保たれています。（提供/CRI）