蘇州と上海の地下鉄による相互接続が実現、所要時間が2時間に―中国

人民網日本語版    2023年6月28日(水) 14時30分

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蘇州軌道交通11号線が24日、正式に開通した。

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蘇州軌道交通11号線が24日、正式に開通した。これにより駅を出ることなく、上海軌道交通11号線に直接乗り換えができるようになった。中国長江デルタの経済の「両雄」である蘇州と上海の地下鉄による相互接続が実現した。同エリアの中核都市で初めて省・直轄市をまたぐ地下鉄の相互接続が実現したことになる。新華社が伝えた。

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中国経済の中心である上海と、「最強の地級市(省と県の中間にある行政単位)」と呼ばれる蘇州をつなぐこの地下鉄の合流地点は、中国の「県(市)トップ100」で18年連続でトップに君臨する昆山だ。上海と蘇州の地下鉄が昆山市の花橋駅の連絡通路を通して連結しており、そこを通って速やかに乗り換えることができる。

蘇州軌道交通11号線の車内

地下鉄全線が相互接続されたことで、蘇州市内から上海市内までの所要時間が約2時間となり、両地の通勤ニーズが満たされると期待されている。2013年、上海軌道交通11号線は昆山市の花橋駅へ延伸開業し、中国で初めて省・市をまたぐ地下鉄路線となった。

蘇州軌道交通11号線・昆山城市広場駅

蘇州市軌道交通集団の陸文学(ルー・ウェンシュエ)総経理は、「蘇州軌道交通11号線は、実際には蘇州の6本目の地下鉄路線だが、『11号線』という名称は、蘇州が上海とつながり長江デルタと一体化していくという壮大な志を示している」とした。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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