人民網日本語版 2023年6月29日(木) 13時30分
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ピックルボールは今やフライングディスクに代わり、最近登場したスポーツの中で最も人気を集めている。
「始めやすく、運動強度が低く、初心者に優しい」。これは新興スポーツ「ピックルボール」をする人たちの共通認識だ。そのため、ピックルボールは今やフライングディスクに代わり、最近登場したスポーツの中で最も人気を集めている。
ピックルボールとはバドミントン、テニス、卓球が合体したようなスポーツで、最近はさまざまな年齢層の人に受け入れられるようになった。突然人気が出て、関連サービスを打ち出すスポーツ施設やトレーニング教室がますます増え、ECプラットフォームではプレイヤーがピックルボール用品を争うように購入している。
市場での人気はプレイヤーの絶え間ない参加によって上昇し続けている。調査によると、ショート動画共有アプリ「抖音(中国版TikTok)」では関連動画の再生回数が1226万8000回に達した。微博(ウェイボー)では関連の投稿の閲覧回数が数百万回を超えた。小さなボールで行うスポーツとしてはバドミントンやテニスなどにははるかに及ばないが、注目すべきはこうした動画や投稿の発表時期の大半が2023年に集中していることだ。
ピックルボールのプレイヤーの張帥(ジャン・シュアイ)さんは、「ピックルボールには社交的な属性が備わり、もともと知り合いではなかったプレイヤーが、一度試合をすると友達になれる可能性がある。自分はこれまで2~3回しかプレーしていないが、これまで接点がなかった新しい友達が多くできた。ピックルボールは力を合わせることが大事なスポーツなので、心のドアを開けて交流したりコミュニケーションを図ったりしやすい」と話した。
淘宝(タオバオ)で「ピックルボール」と検索すると、約数百の店舗がボール、ラケット、衣類・アクセサリーなどの商品を販売しており、販売価格は素材によって異なり、数十元から数百元までとさまざまだ。
「ピックルボール市場報告」によると、21年に世界のピックルボール市場の規模は約1億5280万ドルになり、28年は2億5610万ドルに達する見込みだ。ウェア・シューズ市場の規模が拡大し続けるのに伴い、多くのスポーツブランドがこの市場に参入するようになった。アディダス、フィラ、ルルレモンなどのスポーツブランドは、「ピックルボール」を1つのジャンルに設定した。ウェア・シューズの市場規模は26年に6億8000万ドルに成長する見込みだ。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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