韓国人にとってサムスンとは?愛憎入り交じる「サムスン・コンプレックス」―中国メディア

Record China    2014年7月25日(金) 11時52分

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24日、著名な起業家でショッピングポータルサイト「幇5買(B5M)」創始者の尹汝傑氏は「韓国人にとってサムスンとは愛憎入り交じる存在だ」と述べた。資料写真。

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2014年7月24日、著名な起業家でショッピングポータルサイト「幇5買(B5M)」創始者の尹汝傑(ユン・ヨゴル)氏は「韓国人にとってサムスンとは愛憎入り交じる存在だ」と述べたコラムを新浪に発表した。以下はその概要。

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韓国にとってのサムスンの重要性に疑いを差し挟む余地はない。2013年、サムスングループの収益は韓国の国内総生産(GDP)の19%を占め、輸出製品のシェアでは28%を占めている。エコノミストや中小企業などからは、政府に匹敵する影響力を持つサムスンのような超大型企業の拡大を規制するべきだとの意見も出ている。

サムスンの成功について、その要因の1つが政府の積極的な支援策であったことは間違いない。だが、政府が支援した企業はサムスンだけではない。ここ10年間で、サムスン等の巨大財閥企業の拡大を懸念する声が上がり、政府も大企業への規制を強めた。それでも、サムスンは急成長を遂げている。政府の支援は企業が不敗の地を築く根本的な要因とはならない。企業それ自身が運命の主宰者なのである。筆者は、サムスンは以下の3つの要因によって、突出した成功を収めることができたと考えている。

1つ目は、人材戦略である。地域専門家を選抜して、進出先の国の精神の学習、人脈づくり、自己の見解を述べるレポートの執筆を課す。このようなプロジェクトを20年にわたった実施したことで、サムスンは万に届く数の国際人材を生み出した。また、世界中から優秀な人材を引き入れ、外国人人材が会社に早く溶け込むための独自の内部管理コンサルティング組織も有している。

2つ目は、勤勉性だ。サムスンの李健煕(イ・ゴンヒ)会長には「危機は自らがトップに立ったと思ったときに訪れる」という名言がある。そのため、サムスンでは上から下まで「危機は想像を上回る深刻さで訪れる」という雰囲気が存在する。マネージャー以上の職員は朝7時から夜11時まで働き、週末にも仕事をしている。経営陣は朝6時の朝食時間に会議を行っているという。

3つ目は、厳格な成果報酬制度だ。優秀なマネージャーになると1年間で数億円を稼ぎ、中間管理職でも給与の数倍に上るボーナスが支給されることもある。もちろん、出世競争は苛烈を極める。あらゆる企業にとって、厳格な成果報酬制度こそが成長と成功の要因である。

サムスンは韓国の誇りであり、同社の成功は韓国人一人ひとりを勇気づけているが、多くの人々は「サムスン・コンプレックス」とでも言うべき複雑な感情を抱いている。サムスンをめぐって、愛憎入り交じるさまざまな議論がなされているが、人々はサムスンを批判する一方で、自分や家族がそこで働くことを夢見ているのである。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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