中国物流購買連合会は29日、今年1～5月の物流業のデータを発表しました。データによりますと、5月の国民経済は全体として回復傾向が続き、物流に対する需要も引き続き高まり、市場規模は依然として比較的速い成長を保っています。

1～5月の全国の物流総額は129兆9000億元（約2588兆円）で、前年同期比4．5％増加しました。内訳で見ると、工業製品の物流需要が安定した成長を維持し、物流総額全体の成長に安定して貢献しており、7割前後を維持しています。

中国物流情報センターの劉宇航主任は、「特にハイエンド製造のスマート化とグリーン化分野の物流需要の伸び率が比較的速く、例えば自動車製造、電気機械の物流需要が引き続き伸びているほか、スマート化無人航空機や民間航空機、航空宇宙機材のスマート製造の成長スピードも比較的速く、川上と川下の関連産業の物流需要の急速な伸びをけん引している」と述べました。

今年に入り、中国では、特定分野の物流市場規模は引き続き拡大し、物流サービスの供給は比較的充実しています。1～5月の物流業全体の収入は5兆2000億元（約104兆円）で、前年同期比6．9％増加しました。（提供/CRI）