「中国天眼」FAST、ナノヘルツ重力波が存在する証拠を検出

CRI online    2023年6月29日(木) 18時20分

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中国科学院国家天文台などの科学研究者で構成された中国パルサータイミングアレイ研究チームはこのほど、世界最大口径の電波望遠鏡FASTを利用して、ナノヘルツ重力波が存在する重要な証拠を検出しました。

中国科学院国家天文台などの科学研究者で構成された中国パルサータイミングアレイ(CPTA)研究チームはこのほど、世界最大口径の電波望遠鏡FAST(通称:中国天眼)を利用して、ナノヘルツ重力波が存在する重要な証拠を検出しました。中国のナノヘルツ重力波研究が世界と並行して最先端レベルに達したことを示すもので、関連する研究成果は29日に中国の天文学術誌「天文と天体物理研究(電子版)」で発表されました。

ナノヘルツ重力波とは、重力波の一種で、宇宙における極低周波のゆがみです。周波数が極めて低いため、周期が数年に及び、波長は数光年に達します。研究者は、ナノヘルツ重力波を利用して、宇宙の超大質量天体(ブラックホールや超大質量ブラックホールなど)、銀河の形成・進化・合併、宇宙の初期の構造などを研究することができます。(提供/CRI

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