2023年6月30日、三聯生活週刊は、上海市の外灘（バンド）について近ごろ市民から「ライトアップがダサい」との苦情が寄せられたことを報じた。

記事は、あるネットユーザーが先日、上海市政府のプラットフォームに「外灘のライトアップがものずごく田舎くさい。全世界の人が知っている国際的に有名であるにもかかわらず、上海の夜景ライトアップはどんどんけばけばしくなり、一流都市の格調がない。エジンバラやロンドンに長期間滞在したが、こんな趣味の悪いライトアップなどなかった。特にロンドンは街頭とオフィスビルが24時間点灯してるだけだった」と書き込んだことを紹介した。

そして、この苦情に対して同市緑化・市景観管理局が「執務上の参考にする」と回答したことを伝えている。

この件について中国のネットユーザーは「LEDが中国全土を席巻していて、どこも同じようにダサくなっている」「上海だけじゃないんだよ。全国どこ行ってもみんなけばけばしい。光の汚染が深刻だよ。目は痛いし電気のムダ使いだし」「ライトアップしないほうがものすごくきれい」「（写真を見て）確かにこりゃひどい」「省エネやエコは単なるスローガンにすぎないんだよな」「だから私は田舎を選んだ。とても静かで落ち着いた夜の眺めだよ」「でもまだ香港より良いような気が。香港はもっとぐちゃぐちゃ」といった感想を残している。多くのユーザーが苦情に賛同を示しているようだ。（翻訳・編集/川尻）