「ペットと泊まれるホテル」がますます人気に、予約6割以上増加―中国

人民網日本語版    2023年7月1日(土) 23時0分

拡大

中国で夏休みシーズンが近づき、旅行の予約が大幅に増加したと同時に、ペットと一緒に出かける旅行の予約もますます増加し、ペットと泊まれるホテルの数もより多くなっている。

中国で夏休みシーズンが近づき、旅行の予約が大幅に増加したと同時に、ペットと一緒に出かける旅行の予約もますます増加し、ペットと泊まれるホテルの数もより多くなっている。

オンライン旅行会社の同程旅行がまとめたデータでは、端午節(端午の節句、今年は6月22日)連休期間に、同程のプラットフォームではペットと泊まれるホテルの予約量が前年同期比で63.99%増加した。うち広州重慶成都長沙などのホテルが最も人気があった。

コンサルティング会社の艾瑞諮詢が発表した「2023年中国ペットコンテンツ価値研究白書」によると、ペット消費市場はこれからも成長傾向が続き、2023年の市場規模は約3924億元(約7兆8480億円)に達する見込みだ。また、「2022年中国ペット消費報告」によると、若いペットの飼い主が増加を続けており、「95後(1995~1999年生まれ)」が明らかに中心的地位を占めて、割合は36.8%に達した。ペット消費市場は若年化しながら発展し、各ホテルグループの注目点になっている。

亜朶集団の康韋(カン・ウェイ)副総裁は、「ペットをテーマにしたホテルの客室を利用する人はペットを旅行に連れていくニーズのある若者が中心だ。ここ数年、『ペット経済』や『孤独経済』が人気で、ペットはますます多くの若者にとって精神的なよりどころとなった。そこで亜朶は『ペット向けサービス』業務に初めて取り組んで『ペットが泊まれる客室』を打ち出し、若者層が抱える問題をよりよく解決するためでもある」と述べた。

華美酒店の顧問機関の最高知識責任者(CKO)でシニアエコノミストの趙煥焱(ジャオ・ホワンイエン)氏は、「90後(1990年代生まれ)と80後(1980年代生まれ)がペットと一緒に旅行に出かける人の中心だ。こうした人々にとってペットは今や精神的なよりどころで、ペットと泊まれるホテルはより方向性を定めた運営をする必要がある。同時に、ペット経済は多くのホテルに業務量の増加をもたらし、ここ数年はペットと泊まれるホテルの数も増加を続けている」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携