北京、2025年までにロボット中核産業売上高を300億元超に

人民網日本語版    2023年7月3日(月) 10時30分

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「北京市ロボット産業イノベーション発展行動案」は、2025年までに北京市のロボット中核産業の売上高を300億元以上にし、世界の先端的なロボット産業クラスターを構築するとの発展目標を打ち出した。

北京市経済・情報化局が29日に明らかにしたところによると、このほど発表された「北京市ロボット産業イノベーション発展行動案(2023−25年)」は、北京市のロボット産業について、2025年までに北京市のロボット中核産業の売上高を300億元(約6000億円)以上にし、中国をリードする世界の先端的なロボット産業クラスターを構築するとの発展目標を打ち出した。新華社が伝えた。

同案の主要目標によると、2025年までに北京市のロボット産業のイノベーション能力を大幅に高め、100種類のハイテク・高付加価値ロボット製品と100種類の全国に推進する価値を持つ応用シーンを育成する。1万人当たりロボット保有台数で世界トップレベルに達し、イノベーション要素が集結し、イノベーションと起業が活発な発展エコシステムを形成する。

同案は、北京はロボット産業チェーンの鍵となる部分に焦点を当て、完成機企業のチェーンの主要な牽引的役割を発揮し、イノベーションチェーンをつなげ、人工知能(AI)大規模モデル、産業の重要中核技術、重要部品などの基礎的支援力を強化し、ロボット産業チェーンの安定、補強、強化を推進する。例えば画像、テキスト、音声及び力、熱、電気、磁気などのマルチモデルセンサーデータを融合処理する大規模モデルシステムの研究開発、人工筋肉や電子スキンなどの新型構造の開発・応用を模索するとした。

北京はロボット産業の空間的配置を最適化し、北部ロボット企業・研究機関連携モデルエリアを重点的に構築し、南部ロボット企業・ユーザー連携集積エリアを建設する。同時にロボットリーディング企業が産業チェーンの優位性を発揮するのを支援し、川上・川下関連企業の天津市・河北省での展開を誘導し、北京に本部を置き天津・河北で生産を行う企業が、インダストリアルインターネットプラットフォームの構築や親工場・下請け工場の建設などを通じ、生産資源のマッチングと生産プロセスの協同を実現し、産業チェーン・サプライチェーンの統合能力を高めることを奨励する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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