中国の若者が専攻の選択で最も重視するものとは?

人民網日本語版    2023年7月2日(日) 17時0分

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中国の各省・自治区・直轄市で中国大学統一入学試験の成績と合格ラインが相次いで発表され、受験生がこれから専攻を決める時期を迎えた。写真は中国の就職活動。

中国の各省・自治区・直轄市で中国大学統一入学試験(通称「高考」)の成績と合格ラインが相次いで発表され、受験生がこれから専攻を決める時期を迎えた。中国青年報は全国各地の大学生と新社会人に対してアンケート調査を行い、専攻の選択で何を考えたのか、大学時代の専攻の学習体験などを尋ねた。162大学の学生あるいは卒業生の計2048人の有効回答を得た。

調査によると、専攻の選択で最も考慮した点は「就職状況」で79.79%に上った。このほか「その専攻の将来の発展性」が72.66%、「自分の興味や強み」が70.61%だった。「専攻の選択で迷った」は57.18%、「非常に迷った」は22.36%、「迷いを感じたことはない」は20.46%だった。迷った主な原因は、「自分の興味や強みがはっきりしないから」(65.77%)、「専攻に対する理解に限界があるから」(55.42%)だった。

専攻への満足度については、回答者の10.94%が「自分の専攻に非常に満足している」と答え、25.83%が「満足している」、47.17%が「どちらかといえば満足している」と答え、「あまり満足していない。自分の専攻は自分がしたいこととは異なる」は13.48%、「自分の専攻に満足していない」は2.59%だった。

自分が学ぶ専攻にあまり興味がない時にどうするかのに対し、25.84%が「専攻を変更するチャンスを探る」とし、24.92%が「独学で勉強し、興味を感じた授業を多く聴講する」、29.18%が「授業外の学習に参加して興味がある分野での能力を高める」、31.61%が「専攻以外の大学院受験に挑戦する」、28.57%が「自分の興味がある分野でのインターンの機会を探す」、35.56%が「自分の興味がある方向に狙いを定め、雇用ニーズを把握して就職できるよう全力を尽くす」、46.81%が「様子を見ながら前に進む」と答えた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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