日本の苦しい時期は、中国に対する“劣等感”が“民族主義”に勝つまで続くだろう―米誌

Record China    2014年7月25日(金) 15時45分

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25日、環球時報によると、米フォーリンポリシー誌は「中国の台頭は、日本の劣等感を絶えず重くしている」と伝えた。資料写真。

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2014年7月25日、環球時報によると、米フォーリンポリシー誌は「中国の台頭は、日本の劣等感を絶えず重くしている」と伝えた。

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韓国・国民日報は、「安倍首相は距離的に最も近い中韓には訪問したことがないにもかかわらず、歴史上最も外国を訪問した首相になるだろう」と皮肉交じりに伝えた。日本の国際問題専門家は、安倍首相は頻繁に外国を訪問するが、最も重要な国には行かない、もしくは行かせてもらえないと語っている。

現在の日本にとって最も重要な国は、間違いなく中国だ。安倍首相は歴史や領土問題で首脳会談を実現できず、日本外交は苦境に陥っていると言っていい。しかし残念なのは、安倍首相本人はそう考えていないことである。安倍首相は米国、南米、アフリカを訪問すれば、中国包囲網を形成できると考えている。しかし、中国の急速な発展を前に、どの国も中国包囲網の形成に積極的ではない。それは米国も例外ではない。

安倍首相はなぜ中国に対抗することに固執するのか。米フォーリンポリシー誌は、「日本の指導者が軍の強化と積極的な外交政策で、他国がうらやむ中国の台頭を押さえつけようとしていることが、今日の日中関係の緊張につながっている。これは日本人の心の奥底にある危機を反映している。それは“民族主義”と“劣等感”という2つの相反する意識だ。中国の台頭は、日本の中国人に対する劣等感を絶えず重くしている。日本にとってこの苦しい時期は、劣等感が民族主義に勝るまで続いていくだろう」と解説している。(翻訳・編集/TK)

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