海南離島免税新政策が実施3周年、売上高1307億元に―中国

人民網日本語版    2023年7月4日(火) 7時30分

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海南省で離島免税ショッピングの新政策が実施されてから23年6月30日までの間に、税関が監督管理の対象とした離島免税ショッピングの売上高は1307億元に上った。

海南省の海口税関が1日に明らかにしたところによると、2020年7月1日に海南省で離島免税ショッピングの新政策が実施されてから、23年6月30日までの間に、税関が監督管理の対象とした離島免税ショッピングの売上高は1307億元(約2兆6140億円)、ショッピングをした旅客は延べ1767万人、販売点数は1億7500万点となり、17年7月-20年6月よりそれぞれ279%増、92.6%増、272%増だった。中国新聞社が伝えた。

20年6月に海南自由貿易港の建設全体プランが発表された。その後、海南離島免税ショッピング政策の調整が行われ、免税ショッピング限度額が1人1年につき3万元から10万元に引き上げられ、商品1点あたり8000元の免税限度額の規定と大部分の品目の1回当たりの購入数量制限が撤廃され、免税対象商品の分類が38から45に増え、新たにつばめの巣、アルコール飲料類、スマホの7分類が対象商品に加わった。

現在、海南省全体で営業中の離島免税店は計12カ所あり、南部、北部、東部の主要観光都市をほぼカバーしている。これまでの隔離エリアでの商品受け取りモデルをベースに、郵送で受け取る、海南島に戻った時に受け取る、購入してその場で受け取る、購入し輸入関税に相当する保証金を支払って受け取る、の4つの受け取り方法を徐々に増やして、海南島を離れる時に利用する3つの交通手段である飛行機、船舶、列車をすべてカバーしている。またここ数年の間に、ビジネス機と国内航路のクルーズ船で離島する旅客のショッピングルートも増やした。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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