国家衛生健康委員会は4日に開催された中国海外医療援助チーム派遣60周年の会議で、「中国は長期にわたって、他の発展途上国に無償で大規模な医療チームを派遣している世界唯一の国である。海外医療援助チームは中国で最も長期的かつ大規模で実施効果の高い援助プロジェクトの一つであり、被援助国の政府と民衆から大いに歓迎されている」と紹介し、「この60年で、中国は76の国と地域に延べ3万人の医療スタッフを派遣し、計130カ所余りの医療衛生施設の建設を援助し、延べ3億人の患者の治療に当たってきた」と明らかにしました。

中国の海外医療援助チームは2018年から2022年までの5年間で累計3600人近くの医療スタッフを派遣し、延べ956万人の患者に医療サービスを行いました。医療スタッフは36歳から45歳までの中青年が50%以上を占めています。

ここ数年、中国の海外医療援助サービスは医療チームを中心として、臨床医療と公衆衛生を同様に重視し、多角的かつ全面的な人的・技術的交流を行う立体的なパターンを徐々に形成してきました。（提供/CRI）