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夏休みシーズンが訪れ、甘粛省敦煌市は旅行のピークを迎えている。観光客を背中に乗せたラクダの行列が、鳴沙山のふもとをゆったりと進む景観は実に壮大だ。以前は連休期間にしか発生しなかった「ラクダの渋滞」現象が、ここ数日は常態化しているという。

甘粛省敦煌市の鳴沙山月牙泉景勝地の責任者の周斌（ジョウ・ビン）さんは、「今年は景勝地に東入口観光客センターを増設した。中入口の観光客の圧力を軽減するため、並ばないで速やかにエリア内に入れるようにした」と話した。

また、気温が非常に高いことから、各景勝地は環境温度を下げるためのミストシャワーや観光用カート、日よけなどの設備・施設を増やし、観光客に便宜を図っている。4日までに現地の6大景勝地が受け入れた観光客は延べ221万9400人に上った。（提供/人民網日本語版・編集/KS）