日中外務省幹部が水面下で接触、日本は首脳会談を希望、中国は持久戦も辞さない構え―香港紙

Record China    2014年7月26日(土) 18時7分

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香港紙・成報は、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議での日中首脳会談実現に向け、日本の外務省アジア大洋州局幹部が今月北京を非公式に訪問し、中国外交部アジア局幹部と会談していたと伝えた。

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2014年7月25日、参考消息網によると、香港紙・成報は、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)での日中首脳会談実現に向け、日本の外務省アジア大洋州局幹部が今月北京を非公式に訪問し、中国外交部アジア局幹部と会談していたと伝えた。

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中国側は会談で、安倍晋三首相が今後靖国神社を再び参拝するか否かに関心を寄せたという。尖閣諸島の領有権をめぐる対立で悪化した日中関係について、何らかの方法で突破口を見出したい考えとみられる。

水面下での接触の背景には、中国側は歴史問題などで一貫して日本を批判し、強硬姿勢を崩してこなかったが、ここへきて態度に微妙な軟化の兆しがみられることがある。しかし、歴史・領土問題における対立は解消されておらず、将来的な関係も波乱含み。中国政府の関係者は「中国は日中関係の改善を特に急いでいない。安倍首相が姿勢を変えないのなら、こちらも変えない」として、持久戦も辞さない考えを示している。(翻訳・編集/AA)

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