人民網日本語版 2023年7月12日(水) 12時30分
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今年上半期、中国全土の鉄道利用者は延べ17億7000万人と、2019年同期とほぼ同じ水準に近づいた。
中国国家鉄路集団(国鉄集団)によると、今年上半期、中国全土の鉄道利用者は延べ17億7000万人と、2019年同期とほぼ同じ水準に近づいた。そのうち、4月から6月にかけては利用者が急増し、2019年同期比でそれぞれ7.6%増(4月)、5.6%増(5月)、4.8%増(6月)となった。中でも4月29日の利用者数は延べ1966万1000人に達し、過去最多を記録した。光明日報が伝えた。
国鉄集団旅客輸送部の責任者によると、上半期、経済と社会発展が安定して好転し、鉄道利用者が回復して、増加傾向となった。中国全土で運行された旅客列車は1日当たり平均9311本で、2019年同期比で11.4%増だった。
鉄道当局は上半期、人員の交流と往来をさらに円滑化させるため、各地域の旅客輸送商品を継続的に最適化した。例えば、広深港高速鉄道(広東省広州市から深セン市を経由して香港特別行政区の西九龍駅に至る高速鉄道)の越境列車の運行が1月15日から段階的に再開され、現時点で、中国大陸部の49都市にある68駅をカバーするまで回復し、越境列車は1日当たり182本運行されている。利用者は双方向で増加の一途をたどり、6月30日の時点でその数が延べ608万7000人に達した。中国ラオス鉄道では、4月13日に国際旅客列車の運行が始まると、6月30日の時点で、同列車を利用して越境した旅客数は延べ3万3000人に達した。6月15日から、京津都市間鉄道の輸送能力が強化され、ピーク日には1日当たり2万7600席が増設され、北京市・天津市・河北省の協同発展にさらなるサービスを提供するようになった。観光列車の運行も強化されており、重点観光都市に行くことができる路線が増設されている。例えば、パンダ特別列車やフルンボイル号、京蔵(北京-チベット自治区)号、アルタイ号、敦煌号、梅河号といった特別観光列車が打ち出されており、多様化する旅客のニーズを満たしているほか、観光と経済の発展をバックアップしている。公益性を備えた鈍行列車も継続的に運行され、列車サービス施設がリニューアルされ、辺鄙な地域に住む人々の移動が便利になり、農村振興に効果的なサービスが提供されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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