中国の六大分野と四大業界のカーボンピークアウト実施方案が基本的に形成

CRI online    2023年7月12日(水) 17時30分

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中国の六大分野と四大業界のカーボンピークアウト実施方案が基本的に形成された。

7月12日は中国の「全国低炭素デー」で、今年の「低炭素デー」のテーマは「気候変動への対応、グリーン・低炭素の発展推進」です。

中国国家気候変動戦略研究・国際協力センター(NCSC)によりますと、中国のエネルギー、工業、都市・農村建設、交通運輸、農業・農村、汚染・炭素削減の六大分野および鉄鋼、非鉄金属、石油化学工業、建材の四大業界では、カーボンピークアウトの実施プランが基本的に形成されています。また、エコロジー消費、財政、金融、科学技術などの保障措置も徐々に整備されています。

大まかな計算によりますと、2022年の中国の単位GDP当たりの二酸化炭素排出量は2012年より36.7%減少しており、非化石エネルギー消費が占める割合は17.5%で、2012年より7.8ポイント上昇しています。これと同時に、森林被覆率が大幅に向上しました。現在、全国の森林被覆率は24.02%、森林蓄積量は194億9300万立方メートルに達しており、既に2025年の到達目標を上回って達成しています。

また、今年6月末の時点で、全国の「炭素排出権(CEA)取引」市場の累計出来高は2億3800万トン、累計取引高は109億1000万元となりました。炭素排出権取引に参加した火力発電企業は2532社に上ります。

中国国家気候変動戦略研究・国際協力センターの徐華清主任は、「炭素排出権取引市場の運営が軌道に乗るにつれ、炭素排出権の割当枠は徐々に引き締められ、電力企業、特に石炭発電企業による新規の石炭発電プロジェクトの厳格な規制、再生可能エネルギー開発の拡大、企業自身の省エネと低炭素化への転換強化を促している」と説明しています。(提供/CRI

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