Record China 2023年7月15日(土) 20時0分
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中国メディアの界面新聞は11日、コンビニエンスストアが「預制菜(レトルト食品)」のコロッセオ(闘技場)になるかもしれないとする記事を掲載した。写真は中国にあるファミリーマートのレトルト食品コーナー。
中国メディアの界面新聞は11日、コンビニエンスストアが「預制菜(レトルト食品)」のコロッセオ(闘技場)になるかもしれないとする記事を掲載した。
記事によると、日系コンビニの全家(ファミリーマート)、羅森(ローソン)、後発の中国系コンビニ便利蜂などがレトルト食品の販売に力を入れている。
上海市内にあるファミリーマート店舗には、レトルト食品専用の両開き7層冷凍庫が設置されている。庫内に並べられたタイ風鶏肉のカレー、黒こしょう牛肉麵、エビのまぜ麺、サーロインステーキなどの多くが、タイの食品大手チャロン・ポカパン(CP)フーズや米食肉加工大手タイソン・フーズなどの商品だ。
レトルト食品は、簡単・時短で消費者の「手抜き」ニーズに応えるもので、料理の過程を台所家電に任せ、わずか3~5分で出来上がる。カップ麺を作るのと同じ時間で、1回分の食事を用意できる。
記事は、コンビニがレトルト食品に力を入れる理由について、業界関係者のコメントして「薄利多売のスロービジネスであるコンビニは、商品の回転によって利益を上げる。消費の頻度が高く粗利の高い商品を陳列することで収益性を高める。生鮮青果に比べて加工度の高いレトルト食品は粗利余地が大きく、生鮮食品に比べてロスも少ない。店内の商品構成を豊富にし、収益性を向上させ、業績の成長を促すエンジンとして、レトルト食品に目をつけた」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)
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