オフライン・電源レスでも決済可能!デジタル人民元の新機能リリース―中国

人民網日本語版    2023年7月13日(木) 17時30分

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デジタル人民元のSIMカードに対応したハードウェアウォレット機能が間もなくリリースされる。

デジタル人民元のSIMカードに対応したハードウェアウォレット機能が間もなくリリースされる。中国銀行は11日に微信(WeChat)公式アカウントを通じて、中国銀行、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国聯通(チャイナ・ユニコム)が近くデジタル人民元アプリケーションでSIMカード対応ハードウェアウォレット製品を共同リリースすることを明らかにした。この製品はまもなく一部のテスト地域で招待されたユーザーが体験した後、段階的に他のテスト地域へと推進・拡大される。現在あるのはNFC(近距離無線通信)機能を備えたアンドロイドのスマホのSIMカード対応ハードウェアウォレットのみという。

SIMカード対応ハードウェアウォレットはデジタル人民元アプリのウォレットをスーパーSIMカードと結び付け、ユーザーは業者の店舗で決済する時に、QRコードを読み込んだり呼び出したりする必要がなく、携帯電話がロックされた状態でも業者のPOS端末にかざすだけで、簡単に支払いができる。

SIMカード対応ハードウェアウォレットは電源レス決済に対応しており、携帯電話がオフライン状態、待ち受け状態、電源レス状態でも使用できる。

注目されるのは、携帯電話を交換する際、同じスーパーSIMカードを新しい携帯電話に入れれば、すぐに交換作業が終わり、ユーザーの決済体験への影響はないことだ。

通信分野の専門家は、「技術の絶え間ない発展により、2016年からSIMカードが『スーパーSIMカード時代』に入った。一般的なSIMカードに比べ、スーパーSIMカードは容量がより大きく、より多くの情報データを保存できる。暗号化アルゴリズムがより複雑で、ユーザーのプライバシー保護では安全に対する脅威によりよく対応することができる。より多くの応用の機能があり、ユーザーの日常生活のさまざまな場面を網羅している。現在、スーパーSIMカードはデジタル人民元+銀行カード+乗車カード+カードキーなど複数の役割を融合したものになっており、買い物での決済、交通・移動、ロック解除などの日常的な生活シーンで、スーパーSIMカードをちょっとかざせば、ユーザーは『1つのカードで何でもできる』便利な移動・決済体験を味わうことができる」とした。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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