「危険なのは見知らぬ男より…」、DVの半数は夫による性的暴力―台湾

Record China    2007年6月26日(火) 11時18分

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2007年6月19日、台湾メディアの報道によると、DV(ドメスティック ヴァイオレンス・家庭内暴力)で夫から受ける暴行の半数が性的暴行を伴っているという。

2007年6月19日、台湾メディアの報道によると、DV(ドメスティック ヴァイオレンス・家庭内暴力)で夫から受ける暴行の半数が性的暴行を伴っているという。

夫からの性的暴力は妻に対する身体的・精神的な虐待であるとする台湾の前婦援会会長の林女史の指摘では、夫からの性的暴力の発生件数は見知らぬ男からのそれと比べて2倍から8倍多いという。

台湾の法律専門家も、夫婦間DVの実態把握は困難に近いとし、特に離婚の危機を回避するため夫から無理やり妊娠させられるケースが多いと説明。またDV被害者の7割が外部に助けを求めようとしないという専門機関の調査結果もある。

このような夫の多くは避妊を嫌うため、被害者である妻の4割が人工中絶の経験がある。DV被害者である妻が精神的にも肉体的にも追い詰められ、みずから死を選ぶケースも多いことから、台湾社会はDV対策にもっと積極的に取り組むべきだと結んでいる。(翻訳・編集/本郷智子)

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