国の眼鏡の都・丹陽、年間レンズ製造数は世界の半分を占める4億枚以上に

人民網日本語版    2023年7月14日(金) 10時30分

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江蘇省丹陽市は人口100万人足らずの県級市だが、世界最大の眼鏡レンズ生産拠点で、レンズの年間生産量は4億枚以上で中国全土の4分の3、世界の半分を占める。

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江蘇省丹陽市は人口100万人足らずの県級市だが、世界最大の眼鏡レンズ生産拠点で、眼鏡関連企業は1600社余りあり、眼鏡産業従業員は5万人超で、レンズの年間生産量は4億枚以上で中国全土の4分の3、世界の半分を占める。

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丹陽の眼鏡産業は1960年代にスタートした。数十年間の発展を経て、今や丹陽の眼鏡企業は自動化製造ラインを導入し、作業員が手で磨く必要がなくなり、わずか40秒でオーダーメイドのレンズ研磨工程が終わり、誤差はナノメートル級だ。続くハードコーティング、フィルムコーティングなどの工程も、すべて機械が行い、効率の高い製造が実現した。


丹陽はデザイン、製造、販売を中核とする整った眼鏡産業チェーンを形成し、レンズ製造の原料から、眼鏡拭きクロス・眼鏡ケース、パッケージの印刷まで、産業チェーンがますます長くなっている。同時に、眼鏡企業は市場のニーズに焦点を合わせ、ブルーライトカット、まぶしさカットなど細分化したニーズに対応する製品を開発・創出し、製品の質向上と高度化を推進している。丹陽の各種作業場で製造された100種類余りの眼鏡製品は、世界50余りの国・地域で販売されている。


ブランド効果を構築するため、丹陽市政府は地域団体商標「丹陽眼鏡」の登録を推進し、産業の知的財産権の保護と製品の品質監督を強化している。「丹陽眼鏡」は今や、丹陽で最も特色ある都市のシンボルだ。

統計によると、2022年の丹陽市の眼鏡製造業の課税売上高は前年比8.66%増の122億3000万元(約2446億円)に達し、輸出売上高は同18.61%増の45億元(約900億円)だった。


14年に丹陽市は初めて域内総生産(GDP)が1000億元(約2兆円)に達した。21年には江蘇省県域エコノミーGDPベスト10の10位に入った。眼鏡の都・丹陽は1本また1本と眼鏡を製造することによって、小都市のGDPを伸ばし続けている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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