煙台の海水浴場が足洗うシャワーを有料化、トイレの水も止めて利用者から不満―中国メディア

Record China    2023年7月17日(月) 17時30分

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14日、上遊新聞は、山東省煙台市の海水浴場で足を洗うシャワーが有料となっている上、トイレの手洗い場の水が止められているとして利用者から不満の声が出ていると報じた。写真は煙台港。

2023年7月14日、上遊新聞は、山東省煙台市の海水浴場で足を洗うシャワーが有料となっている上、トイレの手洗い場の水が止められているとして利用者から不満の声が出ていると報じた。

記事は、あるネットユーザーが近ごろSNS上に「煙台市養馬島海水浴場では足を洗うだけで1人5元(約100円)取られる。そしてトイレでは手洗いの水が出なくなっている」と書き込んだほか、別のネットユーザーもこの海水浴場の利用料金について言及するとともに「トイレの水が意図的に止められて、においがすごい上、手を洗えないことに衝撃を覚えた」と感想を述べたことを紹介した。

また、煙台の地元住民というネットユーザーから「以前はトイレで足を洗うことができたし、無料だった。それがどうして今はこのような状況になってしまったのか。腹立たしい」 といった声が出たほか、「スーパーマーケットのビニール袋に海水を入れて持ち運び、足を洗う」という「節約法」も紹介されたと伝えた。

その上で、同海水浴場のスタッフが13日に「シャワーと足洗いについては現在第三者の業者と契約しており、価格はこの業者が決めている。値段に納得行かない観光客は、この業者と話し合ってもらいたい」と語ったほか、 同市市場監督管理局の職員が「海水浴場の料金は自主的な価格設定行為に属する。価格はオープンであり、経営者が自ら決めることになっている」と説明するとともに、これまでに関連のクレームは寄せられていないと述べたことを紹介した。

記事は、海水浴場での足洗いを有料とするケースが各地で相次いでおり、6月上旬には同省青島市石老人海水浴センターの足洗いプールが30秒ごとに2元(約40円)の料金を取るとして利用者から不満の声が出ていると報じられたほか、5月にも広東省恵州市の海浜公園で、手洗いが30秒2元、1分3元(約60円)の有料となっており、先にコードをスキャンして支払わなければ水が出てこないことが紹介されたと伝えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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