人民網日本語版 2023年7月16日(日) 23時30分
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哈哈村の入口に掲げられた標識。
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「出身地はどこ?」 「四川省涼山」 「涼山のどこ?」 「哈哈」(中国語の「哈哈」は通常、笑い声の「ハハハ」の意) 「?」 四川省涼山彝(イ)族自治州冕寧県に住む男性・邱さんが、友人に自分が生まれ育った村の名前を伝えた際に生じたエピソードが最近、話題になっている。邱さんは、友人に時間をかけて説明してようやく、笑い声でごまかしていたわけではなく、その出身地が「哈哈郷哈哈村」であることを分かってもらえたのだという。
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哈哈村の入口に掲げられた標識。 現地を取材したところ、「哈哈郷」はすでに廃置分合で無くなっていたものの、「哈哈村」は今でもあることが分かった。さらに現地には「哈哈小学」や「哈哈商店」があり、村には「哈哈川」が流れ、「哈哈ダム」もあるなど、「哈哈」という名が付けられた場所がたくさんあることもわかった。 村民によると、「哈哈」という地名は少なくとも100年以上の歴史があり、「哈哈村」の名前は村を流れる「哈哈川」からつけられたのだろうとも言われているが、なぜ「哈哈」という名前になったのかは今となっては分からないのだという。
哈哈小学校。 また、村民たちは、「周辺の村の名前には『哈』のほか、『楽』という文字も多く使われている。だからこのあたりの人々は皆楽しく、笑いが絶えないのだと言っている」としている。そして、「ここに住んでいると、この地名を特に面白いと感じることはないが、他の土地の人と地名の話が出ると、毎回説明するのが大変。でも誤解が解けると思わず皆一緒に笑ってしまう。それはそれで面白いことだと思っている」と笑いを交えながら話してくれた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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