CRI online 2023年7月15日(土) 18時30分
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中国共産党中央委員会外事活動委員会弁公室の王毅主任はジャカルタで13日、ブリンケン米国務長官と会談しました。
中国共産党中央委員会外事活動委員会弁公室の王毅主任はジャカルタで13日、ブリンケン米国務長官と会談しました。外交部の汪文斌報道官は14日の定例記者会見でこの会談について、「王主任はサイバーセキュリティーや薬物乱用の取締りなどの問題における中国の立場を表明した」と説明しました。
汪報道官は、「中国の政府部門は毎日のようにおびただしい量のサイバー攻撃を受けており、そのほとんどが米国からのものだ。中国こそがサイバー攻撃の最大の被害者であり、米国はみだりに中国にレッテル貼りをすべきではない」と述べました。
汪報道官はさらに、会談で中米双方はフェンタニルの問題について意思疎通をしたと説明しました。汪報道官によると、王主任は会談中、「中国は世界で最も断固たる姿勢と最も徹底した政策で薬物乱用の取締りを行っている国であり、最も優れた実績を誇る国の一つでもある」と説明し、「中国は米国の懸念に考慮して、また中米関係の大局を出発点として数年前にフェンタニル類の全面規制を導入した。これまでのところ、中国と同じような行動を取った国は他にはない」と表明しました。
フェンタニルは鎮痛剤として用いられる薬物ですが、向精神性があるためにフェンタニルや類似物質の乱用が発生していることが問題になっています。国連は21種のフェンタニル類を規制対象に指定していますが、中国はそれを上回る25種のフェンタニル類物質と2種類の前駆体を厳しく規制しています。しかし、米国は中国の取り組みを存分に評価しないばかりか、フェンタニル問題で中国を中傷し、責任を転嫁するうえ、おとり捜査で中国籍の住民を逮捕したりしています。王主任は米国のやり方について「全く建設的ではない」と批判したとのことです。(提供/CRI)
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