有名ハンバーガー店、期限切れ食材の使用認め謝罪―中国

Record China    2023年7月18日(火) 16時0分

拡大

17日、観察者網は、米ファストフードチェーン・シェイクシャックの中国国内店舗で、賞味期限切れの食材を使用していたことが発覚したと報じた。

2023年7月17日、中国メディアの観察者網は、米ファストフードチェーン・シェイクシャックの中国国内店舗で、賞味期限切れの食材を使用していたことが発覚したと報じた。

記事は、湖北省武漢市にあるシェイクシャック店舗の元従業員が今月13日、同店舗で働いていた際に賞味期限切れのクリームを飲料に使用しているのを発見したと暴露したことを紹介。また、同店舗ではほかにも賞味期限切れのトマトケチャップを使用していたほか、賞味期限切れのビールのラベルを剥がして販売を続けていたと明かしたことを伝えた。

その上で、シェイクシャックの公式微博アカウントが16日夜「初歩的な調査により、当該店舗では期限切れの缶スプレークリームを会社の食品安全管理規定に従って適時に廃棄していなかった」と認めたほか、 期限切れのケチャップの使用、ラベルを貼り替えたビールの販売については規制当局の審査結果を待ちであることを明かした上で、顧客に対して謝罪する声明を発表したことを紹介している。

記事は、シェイクシャックがウェブサイトで自社の製品について「新鮮でシンプル、そして高品質」と表現しており、ハンバーガーにはアンガスビーフ、ホルモン剤不使用のビーフソーセージ、オーガニック野菜、ポートベロマッシュルームといった食材を使用する高級志向を打ち出していると紹介。ハンバーガーの値段は38元(約730円)から84元(約1600円)で、看板メニューのビーフバーガーの値段は49元(約950円)と、他のファストフードチェーンの値段よりはるかに高いと伝えた。

そして、米国発の値段が高いファストフードチェーンということでシェイクシャックが「ハンバーガーのテスラ」と呼ばれており、ネットユーザーからは「平均価格50元(約960円)のハンバーガーを売る店が食品の安全性問題を起こすというのは、あまりにもひどすぎるのではないか」との声が出ていると紹介した。(翻訳・編集/川尻


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携