上半期のGDPが5.5%増、寄与度が最も大きいのはどの業界か―中国

人民網日本語版    2023年7月19日(水) 13時30分

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中国の今年上半期の国内総生産は59兆3034億元に上り、不変価格で計算すると前年同期比5.5%増だった。写真は南京駅。

中国経済の半期報告書が発表された。国家統計局のまとめたデータによると、今年上半期には国内総生産(GDP)が59兆3034億元(約1150兆4200億円)に上り、不変価格で計算すると前年同期比5.5%増だった。5.5%の成長率は昨年通年の経済成長率3%を明らかに上回り、今年第1四半期(1-3月)の4.5%も上回った。

中国政策科学研究会経済政策委員会の徐洪才(シュー・ホンツァイ)副主任は、「上半期の経済成長率は基本的に予想と合致し、経済成長の主な原動力はやはりサービス業だった。サービス業の成長が速く、対人接触型で人が集まるタイプのサービス業の改善ぶりが目立った」と述べた。

同局のデータを見ると、上半期にはサービス業の付加価値額が同6.4%増加し、成長率は第1四半期より1.0ポイント高かった。生産を見ると、経済成長は昨年の工業による推進を中心とした成長から、サービス業と工業がともに推進する成長に転換し、サービス業の寄与が大幅に拡大した。上半期にはサービス業の成長の経済成長に対する寄与度が60%を超えた。

同局の報道官で国民経済総合統計司の付凌暉(フー・リンフイ)司長は、「サービス業は今年上半期の経済成長の中で重要な突出した注目点だった。経済・社会が常態化した運営を全面的に回復したことがサービス業の発展にとって、とりわけ対人接触型で人が集まるタイプのサービス業の回復にとって良好な条件を作り出した。人の流れやモノの流れといった経済活動が活発化し、関連のサービス業を牽引する力が強まり、今年に入ってからは人々の旅行や外出の機会が目立って増加し、文化公演や映画の興行収入が急速に増加した」と分析した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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