中国・黒竜江省ハルビン市で乗客にブチギレするバス運転手の動画が話題になっている。

現地メディアによると、16日、市内のバスに乗車した男性が暑さのため運転手に「エアコンをつけてほしい」と頼んだところ、運転手は「話しかけるな！黙って座っていろ！嫌なら降りろ！」などと声を荒らげた。

続けて、「仕方ないんだ、電気がないんだ！これはガソリン車じゃない！（ガソリン車なら）ガソリンスタンドを探して給油するがこれは充電だ！充電スタンドがすぐ見つかるか！？」と言い放った。

乗客の男性が「私が乗ったのはエアコン車（エアコンなしよりも運賃が高い）のはずなんですが」と問い掛けると、「俺はハンドルの操作しかしない。人間の言葉を話さないなら俺に話しかけるな！ハンドルを握ってるんだ！話しかけて俺の気に障るな！これは職責だ」とまくし立てた。

中国のネットユーザーからは「運転手だってつけられるならつけたい」「もしつけられるならとっくにつけてる。彼（運転手）の方が客よりもずっと暑い思いをしている」「嫌なら降りればいい。もし電気がなくなったら君たちはバスを押すのか？」など、運転手を擁護する声が多く上がり、中には「運転手を興奮させるのは危険。乗客全員の命を握っている」とコメントするユーザーもいた。

一方で、「普通のバスより高い運賃を払っているのだからエアコンをつけるよう要求するのは普通では？」「説明すれば済む話だろう。そんなに激高して何なんだ」「エアコンがつけられないならその分運賃を安くすべき」との意見も見られた。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) July 19, 2023