食品問題だけじゃなかった!ごまかし行為、中国人民解放軍の軍事訓練でも頻発―仏メディア

Record China    2014年7月29日(火) 6時16分

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27日、中国人民解放軍の演習でごまかし行為が相次いでいる。資料写真。

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2014年7月27日、ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語サイトによると、中国人民解放軍の演習でごまかし行為が相次いでいる。

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人民日報によると、中国人民解放軍・歩兵旅団の軍事訓練に際して、訓練監督官が事前に出発し、訓練中の兵士11人を任意に選出して携帯物資の検査を実施した。兵士の携帯物資基準に基づけば、各兵士は武器や弾倉、雨具、水筒、防毒マスクなど最低7.4キロの装備を携帯することになっているが、兵士3人の携帯物資が規定の重量に達していなかった。隊の責任者が批判されるとともに、兵士3人も軍人大会で自己批判をさせられた。

さらに、昨年11月に実施された旅団兵士の素養検査の際、一部の兵士が3000メートル長距離走で不合格になることを心配した科長3人が、コースの途中に体力のある兵士を潜ませておき、遅れ気味な兵士を助けたことが明らかになり、批判を受けた。

また、解放軍報によると、砂嵐の状況下での戦車の砲撃訓練でもごまかしがあった。昨年10月に行われた蘭州軍区の訓練で、視界を確保するため事前に水を撒くとともに、難度を落とした標的を設定しただけでなく、攻撃目標の位置と距離を事前に表示していた。これによって、百発百中を演出しようとしていた。(翻訳・編集/HA)

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