銀行の残高証明書を偽造したなどとして私文書偽造などの罪に問われた尹錫悦（ユン・ソンニョル）韓国大統領の義母、チェ・ウンスン被告の控訴審判決に関連し、中国メディアの直新聞は23日、「呪われた韓国大統領、再び？」とする記事を配信した。

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記事が韓国・聯合ニュースの報道として伝えたところによると、チェ被告の控訴審判決が21日、議政府地裁であった。地裁は「被告人の控訴は諸般の状況から受け入れる理由がない」とし、懲役1年とした一審判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。チェ被告は判決後に法廷で拘束された。地裁は拘束する理由について、被告らが自分を守る「防御権」は控訴審まで十分保障されていたことに加え、罪質が極めて悪質であるためと説明した。一審判決では法廷で拘束はされなかった。

記事は、韓国大統領について「呪われた職業としてよく知られている」とし、「尹氏と文在寅（ムン・ジェイン）前大統領を除き、他の大統領は在任中に弾劾されたり、暗殺されたりし、退任後も長年にわたって捜査されたり、晩年を刑務所で過ごしたりする人もいる。家族のスキャンダルもたびたび暴露されてきた」などと伝えた。

聯合ニュースによると、チェ被告は京畿道城南市内の土地購入を巡り、2013年4月から10月にかけて4回にわたり、知人と共謀して銀行に349億ウォン（約38億5000万円）の預金があるかのように残高証明書を偽造して使用した。（翻訳・編集/柳川）