2023中国自動車イノベーション大会が23日、吉林省長春市で開催され、中国自動車技術研究センターと北京大学が「自動車標準必須特許青書」を共同で発表しました。これはこの分野における中国初の系統的研究報告です。

青書は、産業、政策、司法および独占禁止の四つの大きな方面から、現在の自動車標準必須特許ライセンスのレベル、ライセンス料率などの主要な焦点問題を中心に系統的な研究を行い、同時に中国初の自動車業界のモバイル通信標準必須特許のライセンス料、計算モデルを発表しました。

工業・情報化部の関係責任者によると、自動車業界は機械化から新エネルギー、スマートコネクテッド化へとモデルチェンジする中で、人工知能（AI）、ビッグデータ、クラウドコンピューティングなどの先進技術との融合を加速させていて、それに伴う標準技術とその知的財産権の業界を跨ぐ応用の問題も日増しに顕在化しているということです。次の段階として、同部は国の産業安全保障の観点から、標準必須特許の合理化と規範化の発展を推進していく方針です。（提供/CRI）