台湾で「映画ドラえもん のび太と空の理想郷」が大ヒットを記録している。台湾メディアのFTNN新聞網が25日に伝えた。

同作は、「誰もが完璧になれる」という空に浮かぶ理想郷（ユートピア）「パラダピア」の裏に隠された陰謀をめぐってドラえもんやのび太たちが奮闘するというストーリー。日本では3月3日に公開され、43億円を超える大ヒットを記録した。

台湾では7月21日に公開されると、初日の興行収入が200万台湾ドル（約902万円）を突破。最初の週末を含めた3日間では1000万台湾ドル（約4510万円）を超え、「映画ドラえもん のび太の新恐竜」が記録した初週興行収入記録（792万台湾ドル）を破り、ドラえもんシリーズの台湾史上最速1000万台湾ドル突破の記録を打ち立てた。

また、最終的な興行収入でも、台湾でのドラえもんシリーズ上位2作品「STAND BY MEドラえもん2」（4120万台湾ドル）と「のび太の新恐竜」（3722万台湾ドル）を上回る見通しだという。

記事によると、台湾では7月28日～8月3日に同作のチケットを購入すると記念ポスター（全2種、ランダム配布）が、8月4日～10日に購入すると特製シール（全3種。ランダム配布）がもらえる。いずれも数量限定だという。（翻訳・編集/北田）