上半期だけで840公演、コンサートが突然消費のホットスポットになった理由―中国メディア

Record China    2023年7月27日(木) 10時0分

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中国メディアの鳳凰網にこのほど、「上半期だけで840公演、コンサートが突然消費のホットスポットになった理由」とするオピニオン記事が掲載された。写真はMaydayの北京コンサート。

中国メディアの鳳凰網にこのほど、「上半期だけで840公演、コンサートが突然消費のホットスポットになった理由」とするオピニオン記事が掲載された。

記事によると、今年はコンサートが特に多い。チケット販売サイトで照会できるソロコンサートは5月30日時点で840公演に上り、関連するアーティストの数は100人を超える。会場も不足しているようで、北京の五棵松体育館は今年、公演スケジュールが過去最多となり、10公演以上に達した月もあった。今年後半には、12公演の予約が入っている月もある。

台湾出身の歌手で中華圏で絶大な人気を誇るジェイ・チョウ(周杰倫)の7公演・14万枚のチケットは即完売した。北京出身の俳優、歌手、ダンサーで、K-POPアイドルグループ「EXO」の元メンバーだったルハン(鹿晗)の北京公演も2日連続の大入り。台湾のロックバンド、Mayday五月天)の北京6公演・30万枚のチケットは「5秒で完売」と報じられた。7月中旬から8月中旬にかけて開催される台湾出身の歌手リッチー・レン(任賢齊)、西安出身のロックミュージシャン、シュー・ウェイ(許巍)の公演もチケットが完売している。

記事は、コンサート業界が「熱い」原因として、「コロナ禍で3年余りにわたって開催されなかった公演へのファンのリベンジ消費」と「不景気な時代に口紅などのプチぜいたく品が売れるという口紅効果」に言及している。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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