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2022年末に中国外相に就任した秦剛氏がわずか7カ月余りで解任された。香港ニュースポータルの香港01は25日、同氏が残した名言を取り上げる記事を掲載した。資料写真。
2022年末に中国外相に就任した秦剛(チン・ガン)氏がわずか7カ月余りで解任された。
日本メディアによると、1カ月にわたり動静が不明だった秦氏をめぐっては、香港メディアが「新型コロナに感染した」と報道。台湾メディアは、香港のテレビ局のジャーナリストと不倫関係にあり、中国共産党の規律検査委員会の聴取を受けていると報じていた。
秦氏は06~14年に外務省報道官を2回務め、21年に駐米大使に起用された。香港ニュースポータルの香港01は25日夜、同氏の外相解任を伝えた上で、同氏が残した名言を取り上げる記事を掲載した。
記事によると、秦氏は08年、外務省の記者会見で、米ロックバンドのガンズ・アンド・ローゼズがリリースしたアルバム「Chinese Democracy」についてコメントを求められ、「私の知る限り、ほとんどの人はこの種の音楽を好まない。がやがやと騒がしいからだ」とし、「あなたは立派な大人だよね」と記者に逆質問した。
14年には、日本が中国の国防予算増を批判したことを受け、「中国人民解放軍はやりを持ったボーイスカウトではない。海外の一部の人はいつも中国が成長しないボーイスカウトであることを希望している。もしそうなったら、だれが国の安全を守るのか。どのようにして世界平和を守るのか。もしそうなったら、中国は安寧なのか。地域は安定するのか。天下は太平となるのか」とし、「ボーイスカウトであっても体も足も年々大きくなる。それでも以前の小さな服を着せ、小さな靴を履かせるというのか」とコメントした。
今年3月には、新任の外相として全国両会(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議全国委員会)の記者会見に登場し、中米関係について「米国がブレーキを踏まずに誤った道を暴走したら、ガードレールがいくつあっても脱線や横転を止めることができない」「抑圧しても、米国を偉大にすることはできないし、中国の復興を阻むこともできない」と述べた。(翻訳・編集/柳川)
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