香港の故宮文化博物館報道官は25日、「本館はオープン2年目に入り、常設テーマ展の展示内容を更新するとともに、今年後半に予定している四川省三星堆遺跡での新発見文物や、英国のナショナル・ギャラリーと共催する二つの特別展を含む、新たな特別展を導入する」と述べました。

この報道官は、「本館は昨年、12回の大型展示会を行った。故宮博物院の貴重な文化財の入れ替え展示のほか、世界の他の博物館などの文化機関と協力して、歴史、文化、芸術的価値を持つ貴重な文化財を香港にもたらし、香港の大衆に鑑賞してもらっているが、それらは故宮の文化財と互いに照り映えて、国内外の文化交流と学びあいを繰り広げている」と紹介しました。

博物館ではまた、多くの展示ホールで香港故宮文化博物館と故宮博物院の共催による古代絵画展、香港の芸術家による創作作品、中国の古代園林芸術と対話するマルチメディア展を予定しており、中華民族の伝統文化芸術の奥深さと悠久の歴史を多面的に再現します。

報道官によれば、香港故宮文化博物館の運営を継続して維持するため、9月27日から成人の入場料が50香港ドルから60香港ドルに調整されるとのことです。（提供/CRI）